ITパスポート試験の社会的評価は?
ITパスポート試験については、主催する独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のみならず、経済産業省、高校、大学、専門学校などの各種学校、企業も巻きこんで、新試験制度の広報・説明に力を注いでいます。初級シスアドと変わらぬ認知、評価を受けることに時間はかからないでしょう。
<情報処理技術者試験 新試験制度全国説明会より−試験センター回答>
ITを利用する職業人が広く情報技術に関する基礎的な知識をもち、自ら考えてITを活用していくことが求められていることから、初級システムアドミニストレータ試験を発展的に解消し、ITパスポート試験を創設しました。
ITパスポート試験の合格証書では、分野別の特典を示すこととなっており、受験者が自ら成績向上を目指すためのインセンティブを提供することとしています。受験される方々も、ぜひ、試験合格のみならず、高得点を目指して一生懸命勉強されることが期待されます。
ITパスポート試験の社会的な評価については、現行のシステムアドミニストレータ試験が、企業の採用や大学のAO入試、単位認定等において優遇措置があるように、そのような優遇措置をとっている企業・学校に対し、ITパスポート試験が初級システムアドミニストレータ試験に代わるものであることを説明し、ITパスポート試験も同様な取扱いをしてもらえるよう積極的に働きかけをしてきたいと考えています。
情報処理技術者試験に関する資料などは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)殿のデータを利用しています。