ITパスポート試験は独学で合格可能?
ITパスポート試験は独学で合格可能です。
ただし試験範囲のほとんどの分野について知識がない人や、PCに苦手意識がある人は専門学校、もしくは通信教育をお勧めします。
それよりも、ITパスポート・情報処理と聞いただけで苦手意識を持ってしまうようであれば、やはり専門学校・通信教育の利用をお勧めするということです。
ITパスポート試験は基礎的知識を問う試験ですので、独学も可能ですが、気をつけるべき点は試験日までに試験範囲を学習し終わることです。
一つの分野でつまづいて深みにはまってしまい、試験日までに全範囲の学習が終わらなかった。ということは絶対さけなければなりません。
7割の分野は完全に理解できた。ではなく、ほとんどの分野で7割しか理解できなかった。のほうが合格の可能性はぐんとあがります。
したがって、ITパスポート試験の勉強を独学でするにあたって一番大事な点はペース配分です。
ペース配分とは、それぞれの分野をどれくらいの時間を掛けて学習するのかという予定と、不安な分野であっても割り切って、予定通り学習を進めることです。
学習予定の立て方で一番良いのは、まず各専門学校や通信教育のパンフレットを3冊ほど入手することです。
やみくもに参考書などを購入して、1ページ目からじっくりと学習を始めるより、まずはそのパンフレット数冊から学習スケジュールを比べて下さい。
そうすれば、各専門学校や通信教育でどれくらいの学習期間が必要と考えているのか、どの分野が大事だと考えているのかが見えてきます。
パンフレットはほとんどが無料で入手できますが、各学校が講座内容を紹介するためのものですので内容が充実していますし、学習スケジュール以外にも、試験の傾向など様々な情報を入手することができます。
ITパスポート試験は独学で合格可能な試験ですが、専門学校や通信教育を利用した場合には学校がしてくれる学習予定や試験傾向に即した勉強を自分で行う必要があります。
独学で勉強される場合は、しっかりと学習計画を立てたうえで勉強を始められることをお勧めします。
試験勉強を始めるにあたってはこちらの記事も参考にしてください。
⇒ ITパスポート試験の勉強の仕方・はじめ方
情報処理技術者試験に関する資料などは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)殿のデータを利用しています。