ITパスポート試験の勉強期間は
ITパスポート試験の試験勉強に必要な期間は、標準的には3〜6ヶ月です。
かなり幅がありますが、それはITパスポート試験の受験には年齢制限などの受験条件がありませんので、誰でも受験可能だからです。実際に中学生や90歳まぢかの人が受験し、合格しています。
また、人によって1日のうち受験勉強にかけられる時間も違います。
ITパスポート試験は全ての職業人が必要とする基礎知識を問う試験ですので、試験勉強する前からすでに知っている部分がほとんどだという人もいらっしゃるでしょう。
社会人として数年の経験がある人でしたら勉強期間1ヶ月でも可能だと思います。
まずは過去問や試験対策の問題を解いてみましょう。
ここで、ほぼ合格点近くの点数が取れているようなら「問題を解く→間違った問題(分野)を勉強する」を繰り返す勉強方法が良いでしょう。
また、ストラテジ分野・マネジメント分野・テクノロジ分野など特定の分野が弱いことがわかれば、その分野だけきっちり参考書などで勉強してから、「問題を解く→間違った問題(分野)を勉強する」を繰り返す勉強方法をとりましょう。
逆に、合格点にはまだまだ程遠い場合は、しっかりと勉強計画を立てることから始めましょう。
ITパスポート試験は基礎知識を問う試験ですが、その試験範囲はかなり広いです。
ひとつひとつの分野・単元を理解して勉強を進めていくことよりも、少々あやふやでも計画通りに勉強を進めていくことのほうが合格点を取るためには大事です。
ITパスポート試験の勉強を始められる人のレベルは様々ですが、試験勉強において一つの分野で深みにはまることは禁物です。
ITパスポート試験は知識レベルを測る試験です。入学試験のように落とすため試験ではありません。
試験範囲が広く、関連する用語も多いですが、一方で満点が取れる試験でもあります。
重箱の隅をつついたような勉強に陥らないよう注意しましょう。
情報処理技術者試験に関する資料などは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)殿のデータを利用しています。