問2
個人情報保護法において,“個人情報”の対象となるものはどれか。
ア | 企業の名称,電話番号,住所など,特定の企業が識別できる情報 |
イ | 記名方式で取得したアンケートから,回答だけを集計して作成した報告書 |
ウ | 氏名,生年月日,住所が記入された顧客台帳 |
エ | 年代別顧客の人数分布と売上金額が表示された表 |
問2 解答・解説
正解:ウ
個人情報保護法とは正確には「個人情報の保護に関する法律」です。
この中で個人情報とは以下のように規定されています。
この法律において「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいう。<個人情報の保護に関する法律 第二条より>
したがって、解答の選択肢の中で個人が特定されるものは「氏名,生年月日,住所」となります。
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