ITパスポート試験合格者に求められる知識と役割
ITパスポート試験合格者は、職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、かつ、その情報技術を業務に活用していくことが求められます。
利用するシステムを把握し、利用すること
職場で利用するパソコンを始めとする情報機器、OSやエクセルなどのアプリケーションの設定や操作を理解し、それらを自分の業務遂行の効率性を考えた活用ができること。
業務における問題点を把握し、必要な解決策を図ること
業務に関するフローや、データ分析から問題点の把握を行い、その問題点に対し情報技術の観点から解決案を検討できること。
安全に情報の収集や活用が行えること
各種法令やコンプライアンスを理解し、遵守できると共に、システムやインターネットの利用については、情報の漏洩、滅失、棄損が発生しないよう対応を図れること。
業務の情報化、システム化の支援が行えること
業務データを適宜整理、分析した資料が作成できること。また、業務処理システム化においても適切な検討資料が作成できること。
情報処理技術者試験に関する資料などは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)殿のデータを利用しています。